2010-08-14 詩 この手紙を読むころには僕は死んでいます。変えられない運命。僕は貴方に手紙を書いています。でも、上手くペンが握れません。「今までありがとう」や「大好きだったよ」などの、文章を書いては、恥ずかしく、紙を丸めるのです。貴方に会いたい、でも会いたくない。貴方に会ったら、緊張の糸が切れて、そっと眠るからです。いつの日か、貴方を守る風になりたいです。だから、風が吹いたら、僕の名前をそっと呟いて下さい。僕はきっと返事をします。 −−−−−−−−これからもずっと一緒だよ−−−−−−−−